日々

生きている

寄せ書きが欲しい

先日中学のときの部活のLINEグループ(ほぼ化石)が突如動いた。どうやら久しぶりに飲み会をするとのこと。

中学に入学した私は例に漏れず美術部に入ったのだけれど、うちの中学は文化部はあってないようなもの、活動しているのかどうかも怪しい部ばかりだった。

THE形から入るタイプの私はイーゼルに置いたキャンバスに油絵の具を塗りつけたり、果物をデッサンするなどをなんとなくしていたけれど定期的な活動が本当に皆無だった。

 

そんな感じで一年が過ぎ、先輩の卒業式の様子を見ていたところ文化部の先輩は後輩から何もチヤホヤされていないではないか!

 

そう、THE形から入ったのならば形から出たい(?)私は卒業式で後輩からの寄せ書きが欲しかったのである。

◯◯先輩

ご卒業おめでとうございます!

と書かれた色紙に猛烈な憧れがあったのだ。

寄せ書き、欲しすぎる。

 

しかし運動は大の苦手な私。チームプレイで責任を感じたくないので個人プレイが可能、かつ割と仲の良い友達がいたテニス部に入部。

当時ゲーセンに通うことを生きがいとしていたので試合の日もいかに早く負けてゲーセンに行く時間を増やすかということばかり考えていたし、ダブルスを組んだ子と試合は二の次で知能指数0の決めポーズに全力を投じていたりと本当に舐めきっていた2年間で後輩に教えることは何一つない反面教師にすべき先輩だったけどちゃんと寄せ書きはもらえました。ヤッターーーーー!!!!!

 

寄せ書きが欲しいというモチベーションだけで苦手なことを継続できた当時の自分を褒め称えたい。